秋田県秋田市夏祭り竿灯祭り1泊2日の旅観光する夏特集2018

個人で行く1泊2日、日本の夏祭り 秋田竿灯祭り編

夏になると全国各地で夏祭りがあります。今回は、“秋田竿灯祭り”の1泊2日の旅を紹介します。秋田竿灯祭りは、竿燈全体を稲穂に、連なる提灯を米俵に見立て、これを額・肩・腰などにのせ、豊作を祈るものです。

重要無形民俗文化財に指定されており、青森のねぶた祭り、仙台の七夕まつりと並んで東北三大祭りの1つとされています。

開催時期は8月3日から6日の4日間と決まっています。

竿灯祭りの会場は、秋田駅西口から広小路通りを真っ直ぐ進み、秋田県立美術館、秋田キャッスルホテルを過ぎて2つめの交差点を左に曲がり、歩道橋を渡って二丁目橋から秋田銀行本店まで竿灯大通りになります。

旅行の計画

夏祭りを見るには、各旅行会社が出しているツアーを利用する方法がありますが、夏祭り+周辺の観光で3日間という企画が多く、何日も休めない人や自由に行きたい人向きではありません。

そこで、今回は、個人で行く方法をご紹介します。予約が必要なのは、飛行機又は新幹線のチケット、ホテル、祭りの観覧席の3点です。

交通手段

東京から秋田までの交通手段には、飛行機と新幹線があります。飛行機は、羽田空港から日本航空と全日空合わせて1日に9往復、所要時間は約1時間10分です。秋田空港からは秋田駅までリムジンバスが出ていて、約40分(930円)です。

リムジンバスの発車時間は飛行機の到着便に合わせているので、待ち時間はほとんどありません。一方、新幹線は東京駅から秋田新幹線こまちで 約3時間45分です。

料金は、飛行機の早割などを利用すれば、飛行機の方が安くなります。8月の早割の発売は、日本航空、全日空共に1月下旬です。

ホテル

予約する3点のうちで最も大変なのがホテルの予約です。秋田駅の周辺にはビジネスホテルなどかなりありますが、祭りの日程が決まっているため、ツアー会社がおさえてしまうことが多いので、日程を決めたらとりあえず予約してください。キャンセル料についてはそれぞれのホテルによって違いますが、すぐに発生するわけではありません。

なお、ホテルを選ぶ際には、西口のホテルをおススメします。お祭りの会場が西口の方にありますし、デパートなどもあってお土産を買うのにも便利です。私は以前出張で利用したことのあるリッチモンド秋田駅前ホテルに宿泊しました。リッチモンドホテルは、全国チェーンのホテルですが、部屋も清潔で快適に過ごせるので、今回もこちらを選びました。

観覧席

最後は、祭りの観覧席の予約ですが、秋田竿灯祭りのホームページで公開しています。

今年は、2017年5月1日(月)午前10時から、インターネット、電話、ファックス、又は窓口での予約となっています。観覧席の料金は、升席が一人20,000円、S席2,600円、A席2,100円です。(いずれも平成29年度の料金です。)

予約が確定すると請求書が送られてくるので、入金します。入金が確認されると、観覧席と案内図が郵送されてきます。

秋田に到着したら、甘味処で一休み

いよいよ当日ですが、竿灯祭りは夜のお祭りなので、秋田の駅に15時位までに着けば十分です。着いたらホテルに行く前に甘味処で一休み。ここはやはり駅の近くの「甘味処 むげん茶房」で甘いものをいただきましょう。(抹茶のカキ氷やきな粉黒蜜パフェなどが人気です。)あんみつや抹茶パフェなどテイクアウトできるものもあるので、テイクアウトしてホテルで一休みしてもいいと思います。

いよいよ竿灯祭り

ホテルで一休みしたら、早めに夕食をとってから会場に向かってください。会場に行く途中には屋台村があり、焼き鳥、イカ焼き、焼きそばなどを購入して観覧席に行くことはできますが、お祭りが始まると立ったり座ったり写真を撮ったりかなり忙しいので、ゆっくり食べながら見るというのは難しいです。

私が予約したS席の観覧席は道の真ん中(中央分離帯に当たるところです)にあり、背中合わせに座るように作られています。祭りの始まる30分位前にならないと着席できないので、それまでに必ずトイレをすませてください。特に女性トイレは長蛇の列です。

祭りのスケジュールですが、18:50〜竿灯入場、19:25~竿灯演技、20:35〜写真撮影などのふれあいの時間となります。

お祭りがはじまると、竿灯が入場してきてきます。

 
 

町内や企業ごとの竿灯が次々と入ってきて、それぞれのパフォーマンスを繰り広げます。子どもたちの竿灯もあり、太鼓や笛の音とともに練習の成果を発揮します。竿を継ぎ足すことにより10メートルを超えるのではないかと思われるものもあり、想像しているよりもはるかに迫力があり、楽しめます。

次の日は駅周辺をぶらり

お祭りの次の日ですが、普段よりゆっくり起きて、駅周辺をぶらりとしてから帰ることをおススメします。

日中は秋田県立美術館の竿燈妙技会場で、竿灯の競技会も行われています。竿燈妙技会場から広小路の反対側には、久保田城に行く道が続いています。

お城に行くお堀の周りは、蓮の花が満開です。

暑いので名物のババヘラを食べてみてください。

そして、秋田と言えば稲庭うどん。これははずせません。

1泊2日でもお祭りを見て、美味しいものを食べてゆっくりと楽しい時間を過ごすことができると思います。

詳細情報

名称:甘味処 むげん茶房

住所:秋田県秋田市中通2丁目4-12

電話番号:018-825-2263

営業時間:11:00~19:00(ラストオーダー18:30)

アクセス:秋田駅から徒歩約5分

支払い:クレジットカード不可

喫煙席:無

公式ホームページ:http://www.mugendo.jp/restaurant/ekimae.html

地図:


名称:佐藤養助 秋田店

住所:秋田県秋田市中通2-6-1 西武秋田店地下1階

電話番号:018 - 834 - 1720

営業時間:11:00~21:00(ラストオーダー20:00)

アクセス:秋田駅から徒歩約2分

支払い:クレジットカード可

喫煙席:有

公式ホームページ:http://www.sato-yoske.co.jp/

地図:


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