東京築地と言えば「築地市場」。
朝の賑わいが人気ですが、今回は夕方に行きましたので、勝どき橋(かちどきばし)から築地本願寺を訪れてみました。
古くからある「勝どき橋」
スタートは、地下鉄大江戸線「勝どき駅」。
駅を出ると、高層マンションがたくさん並んでいました。
見上げると、ひっくり返りそうなくらいの高さがあるマンションも多く、この辺りは埋立地であるとともに、居住地でもあるんですねー。
隅田川に向かって歩いていくと、すぐに見えてきました「勝どき橋」。
近づいていくと、橋の上に「かちどきばし」と名前が書いてありますね。
漢字だと、こんなに難しい字を書くんですねー。
勝どき橋は、昭和15年に作られた非常に古い橋です。
中央が開閉する可動橋で、当時は隅田川を船が通るときに、開閉していたそうです。
現在は、水運より陸運が主要となり、昭和45年11月に開閉したのを最後に、開かずの橋となっているそうですよ。
「かちどき橋の資料館」もあるので、詳しくはそちらを見に行くのも良いかもしれませんね!
橋から見える景色、きれいでしたよー。
歩きながら景色をみていると、遠くに東京タワーまで見えました!
わかるかなー??
拡大すると・・・・
東京タワーの上の方が見えるんですね。
さらに、橋の中央あたりにくると、信号機らしきものが・・・
橋を開閉する制御室だったらしいです。
橋を渡って築地側から見た勝どき橋は、このような感じ。
築地の場外市場
勝どき橋を渡ると、すぐ築地市場です。
入り口から中が少し見えましたが、夕方だったのですでに業務は、ほぼ終了していたようでした。
築地本願寺へ向かう途中、築地の場外市場を少しだけ歩いて見ました。
一部のお店はまだ営業していましたが、やはり夕方ともなるとほとんどのお店が業務終了して閉まっていましたね。
築地の賑わいや食を楽しむなら、早朝がおススメですね。
築地・波除神社
築地市場のすぐ近くにあるのが「波除神社(なみよけじんじゃ)」。
「災難を除き、波を乗り切る」として、災難除けや厄除け、商売繁盛などのご利益があるようです。
神社の中はそれほど広くないのですが、入るとすぐ大きな獅子が祭ってありました。
「お歯黒獅子」、本当に歯が黒い・・・
「天井大獅子」、歯が金色・・・
この獅子たちは、毎年6月のお祭りで登場するようですよ。
お寺の中には、「ほおづき」も置いてあって、とても風情がありました。
浄土真宗・築地本願寺
築地の場外市場からすぐのところに築地本願寺があります。
一部工事中でしたが、中に入って見てきました。
入場は無料です。
築地本願寺は、浄土真宗のお寺で、京都の西本願寺が本山だそうです。
浄土真宗の宗祖(しゅうそ)である親鸞(しんらん)の像もありました。
かなり大きな像で、見ごたえありますよ(笑)
本願寺の外観は、インドの古代仏教建築を元に造られているそうなので、確かに日本のお寺の造りとは違います。
本堂の入り口にある獅子の像にも翼があり、外国っぽい造りでした。
扉にもステンドクラスが使われてました。
本堂の中では写真は撮りませんでしたが、入り口から少し中を写せました。
外観とは異なり、中は浄土真宗の造りで、とても細やかな素晴らしいものでした。
広々した本堂内は、とても静かで、金色のお堂を眺めていると、心も体も清められるようでした。
中には、これも日本のお寺では珍しい、パイプオルガンがありましたよ。
ぜひ、実物を見てほしいですねー。
また、お寺巡りでは御朱印が人気となっていますが、浄土真宗は御朱印の考えがないそうで、築地本願寺でも御朱印はありませんでした。
代わりに、無料の記念カードや記念スタンプがありますよ。
今回は、古くからある東京の勝どきと築地周辺を巡ってみました。
近代化が進む中でも、古くからあるものも、まだまだいろいろ残っているんですね。
詳細情報
名称:かちどき橋の資料館
住所:中央区築地六丁目地先(築地市場勝どき門横)
電話番号:03-3543-5672
開館日時:毎週火曜日・木曜日・金曜日・土曜日/9時30分~16時30分
入場料:無料
ホームページ:http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/road/kanri/gaiyo/kachidoki/index.html
名称:築地・波除神社
住所:東京都中央区築地 6-20-37
電話番号:03-3541-8451
ホームページ:http://www.namiyoke.or.jp/index.html
名称:築地本願寺
住所:東京都中央区築地3-15-1
電話番号:03-3541-1131
ホームページ:http://tsukijihongwanji.jp/