北海道おたる水族館小樽水族館

他にはない魅力!大人も子供も楽しめる『おたる水族館』

北海道というと「旭山動物園」が有名ですが、今回は水族館を取り上げてみました。

最近は、珍しい生き物のいる水族館がブームだそうです。

今回紹介する「おたる水族館」は、そこまで珍しい生き物がいるわけではありませんが、様々な理由で非常に人気のある水族館です。

なぜおたる水族館は人気があるのか、その魅力に迫ってみたいと思います!

水族館に入る前から違う!なぜか入り口手前に羊が・・・

おたる水族館の入り口手前に、雑草の茂った斜面があります。

斜面をよーくみると、なぜかそこには羊の姿が・・・。

一心不乱に雑草を食べ続けています。

通りがかる人が声をかけても、まったく見向きもしません。

よく見ると、こんな看板が・・・。

羊向けの「期間契約社員 労働条件通知書」。

どうやら羊は仕事で草を食べていたようです。

通知書の業務内容には、「草刈り機を使わずにすむように伸びた草を食べる」とあります(笑)

報酬は、「生えている草好きなだけ」ですって!(笑)(笑)

さらに、水族館になぜ羊なのかを説明するこんな看板が・・・。

地球上のCO2排出を少なくするため、化学燃料を使用する草刈り機の代わりに羊に草を食べてもらっているとのこと。

環境のための取り組みだったのですね!素晴らしいです。

誰も言うことを聞かない!?ペンギンショー

さて水族館の中に入ったら、とにかくぜひ見てほしいのが、ペンギンショーです。

ペンギンのショーって、見たことありますか?

イルカやアシカのショーはよくありますが、ペンギンショーは見たことがないのではないでしょうか?

ペンギンショーで他の水族館によくあるのが、お客様の前を行進する、というものですが、おたる水族館はレベルが違います。

ペンギンがプールに浮かんでいる橋を渡るというショーです。

橋の前にペンギンが立ちます。

「渡るぞ!渡るぞ!!ガンバレ~!」と思ったら・・・・。

プールにドボン!泳ぎ始めました。

飼育員のお兄さんが「今日は気分が乗らないようですねー。橋渡り終わりです!」と言って、あっけなく1つ目の演目は終了・・・。(笑)

こんな調子で階段を登るチャレンジも誰も登らず終わる・・・など、終始言うことを聞く様子がないのですが、愛らしいペンギンの姿に会場は笑いの渦に包まれてました!

イルカやアシカやトドのショーより盛り上がってましたよ!

アザラシやトドへの餌やり体験

おたる水族館のもう一つの魅力が、アザラシやトドへの餌やり体験ができるということです。

特にアザラシへの餌やりがお勧めです。

餌を投げると、アザラシが集まってきます。

こんな感じで、身体を出したり、鳴き声を出したりして「餌くださーい」とアピールしてきます。

今回は残念ながら写真に収められませんでしたが、片手を上げてアピールするアザラシもいます!

飼育員さんのお話によると、ゼニガタアザラシは頭がよく、手を上げたり水をバシャバシャしたり、自分なりのアピール方法を、誰からも教わらず自分で学習するそうです。

同じプールにいるゴマフアザラシは、そこまで学習能力がなく、鳴き声をあげるしかできないそうですが、同じアザラシでも違うんですね!

餌を投げ入れると、飛びついて食べます。

とにかく手を上げるアザラシが可愛く、みんな手を上げるアザラシに餌を投げてました。

こうやって「手を上げると餌をもらえる!」と学習するんでしょうね・・・。

普通のショーもあります

その他、通常水族館にあるような、イルカショー、アザラシショー、トドショーなどもあります。

イルカの大ジャンプ。

すごい迫力でしたよ!

アザラシショー。

名前が、まこちゃん、せいこちゃん、のぞみちゃんと、ぢゃいこちゃん!だそうです。

トドショーでは、トドが階段を昇って次々ダイブします。とても豪快です。


最後に余談ですが、おたる水族館は、日本初や世界発もあるんですよ!

2004年、アザラシの中で最も小さいワモンアザラシの繁殖に世界で初めて成功しているんですって。

また、1968年日本初、調教されたトドの繁殖にも成功しているそうです。


子供だけでなく、大人も楽しめる水族館です。

北海道旅行の際は、ぜひ一度足を運んでみてください。


詳細情報

名称:株式会社小樽水族館公社「おたる水族館」

住所:北海道小樽市祝津3丁目303番地

電話番号:0134-33-1400

公式ホームページ:http://otaru-aq.jp/

●営業時間:通常営業、夜間延長、冬季営業があり、営業時間が異なります。詳細はホームページをご覧ください。

●個人料金:大人:1,400円 小人(小中学生):530円 幼児(3歳以上):210円


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