京都の神社仏閣といえば、金閣寺・銀閣寺・清水寺はとても有名ですよね。
伏見稲荷大社の存在は、私も数年前までまったく知りませんでした。
その存在を知るきっかけになったのが、2013年6月、あのFacebookのシェリル・サンドバーグが、千本鳥居を散歩する動画をInstagramにアップしたことでした。
今回は海外の方にも人気のある、伏見稲荷大社を訪問したのでご紹介します。
JR京都駅からのアクセスが抜群
伏見稲荷大社は、JR京都駅からJR奈良線に乗って2駅の稲荷駅にあります。
駅を降りると、もう目の前
JR稲荷駅から降りると、神社の参道になっているので迷うこともありません。
石畳を歩いていくと、大きな朱色の鳥居が目前に構えています。
軽く会釈をして、鳥居をくぐり境内に向かいます。左手に手水舎(ちょうずや)があるのでお清めをします。
海外の方でも、手水方法が英語で書かれているので安心です。
そして、本殿方向をみると品格のある狐が見えます。ここ伏見稲荷大社は、全国のいたるところにあるお稲荷さんの総本宮だそうです。
よく見ると狐が色々なものをくわえています。くわえているのは「玉」や「鍵」や「巻物」などで、信仰によって意味があるそうです。
お稲荷さんに行ったら、確認してみてください。
さて、門をくぐると右手に観光案内所があります。中国語・英語にも対応しています。
前方を見ると、そこは本殿です。二礼二拍手一礼の参拝をしてから、いよいよ目的の千本鳥居へと向かいます。
鮮やかな朱色の建物が、印象的です。
所々に英語・中国語・韓国語の説明があります。スマートフォンを利用してQRコードを読み込めば、観光音声ガイドも聴けるようになっています。
千本鳥居をめざして
山を登っていくと、いたるところに鳥居があります。
とてもエキゾチックで新鮮です。段々と森が深くなってきました。
途中、狐型の変わった絵馬もありました。
千本鳥居に到着
人気スポットのため、最近は混雑緩和で、右側通行になっているようです。
朱色のグラデーションに、思わずテンションが上ってしまいました。
これほど多くの鳥居が見事に並んだ光景を見られる場所は、おそらくここだけでしょう。
この気分はなかなか他の神社仏閣では味わえません。
千本鳥居をすぎると、稲荷山の地図がありました。
実は千本鳥居は、山の麓。
山全体が神社になっているのがわかります。かなりの広さです!
地図上にあるQRコードを利用すると、スマートフォンに地図が表示されました。
この地図を頼りに、もう少し山を登っていきます。
見事な鳥居はまだまだ続いており、山を登るにつれて、だんだん、うっそうとした雰囲気で涼しくなってきます。
階段もいったい何段あるのでしょうか。
スマートフォンの地図を確認すると、「新池」に到着したようです。とても神秘的な池に見えます。
道はまだまだ続いています。
森の中では、朱色の鳥居がよく映えます。
道中には、奉納されたさまざまな鳥居も見られました。
途中にある売店も、古びた木造の造りになっていて、風情を感じます。
今回は途中までとし、山頂へは次回の楽しみとしました。
千本鳥居と情緒ある伏見稲荷大社、京都の有名観光地になりつつあります。足を運んでみてはいかがでしょうか!
詳細情報
名称:伏見稲荷大社
住所:〒612-0882 京都府京都市伏見区深草藪之内町68
電話:075-641-7331
公式ホームページ(伏見稲荷大社):http://inari.jp/ (日本語、英語、中国語、韓国語に対応し充実した内容です。)