久しぶりに京都旅行へ行ってきました。
日本人だけではなく、海外の方にも非常に人気のある京都。
訪れたのは2018年4月上旬。例年だと桜が見ごろの時期ですが、2018年は異例の早咲きだったため、残念ながら桜はほとんど見ることができませんでした。
しかし、新緑の美しさや世界遺産、国宝の精巧な建築物を楽しむことができました。
今回は、ツアーに申し込んだのでいろいろな名所を巡ってきました。
いくつかの記事に分けてご紹介したいと思います。
京都のお勧め その2~そうだ、京都行こうに採用された勧修寺~
ケーブルカーで山頂へ
まず、向かったのは「石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)」。
この神社は、男山の山頂にあるため、バスや車で途中の駐車場まで行った後、ケーブルカーを使って山頂へ行くことになります。
電車の場合は、京阪線八幡市駅からケーブルカーを利用します。
山頂へ着くと、案内板がありました。
本殿へはまだ100mほど歩くようです。
木々が生い茂る中、道に沿って歩いていきます。
しばらく歩くと、とても立派な入り口が見えてきました。
南総門と呼ばれ、この神社の入り口にあたります。
国宝に指定された本殿
石清水八幡宮が創建されたのは平安時代(日本の時代)の859年で、とても古くからある神社です。
伊勢神宮と並んで日本ではとても重要な神社であり、日本の三大八幡宮の一つとも称されているそうです。
また、近世的な装飾を施した完成度の高い神社建築として評価され、2016年に国宝に指定されました。
国宝に指定された本殿。朱色が鮮やかで、金色の装飾がよく映えています。
これは、本殿の横にある東門です。特別参拝ができるときは、ここから本殿内に入ることができます。
今回は、特別参拝できたのですが、中は撮影禁止のため残念ながら写真はありません。
中も非常に精巧な造りになっていて、国宝指定されるのがうなずけるほどです。貴重な歴史のお話も聞けるので特別参拝時期に行くことができたらお勧めですよ。
そして、東の門にあたる東総門。
本殿を囲う門の周りの塀は、信長塀(のぶながべい)とも呼ばれるそうで、織田信長が好んで採用した様式だそうです。瓦と土を重ねることで、鉄砲の銃撃や耐火性、耐久力に優れていたそうです。
本殿の周りには、いくつもの建物があり、どれも趣のある建築物でした。
こちらは、ちょうど入り口と逆側にある北総門です。
1,000年以上も古くからある建築物ですが、長い歴史の間に補修されながら立派に残されてるのだなと実感しました。
神社内には、青々とした木々もたくさんあり、国宝の神殿を守っているようにも見えました。
見学を終え、再びケーブルカーに乗って山を下りました。
八幡市駅前のロータリーに桜の木があり、だいぶ見ごろは過ぎていましたが、少しだけ見ることができましたよ。
※この記事の写真は、Disneymobileスマートフォンで撮影しています。
詳細情報
名称:石清水八幡宮
住所:京都府八幡市八幡高坊30
TEL:075-981-3001
アクセス:京阪電鉄「八幡市駅」より男山ケーブルカー(往復大人:400円、子供:200円)