東京都調布市にある「深大寺(じんだいじ)」。
歴史あるお寺の周辺の風景はまるで京都。
木々に囲まれているので夏でも涼しく、猛暑は嫌だけど、お出かけはしたい方にはぴったりです。近くには有名な神代(じんだい)植物公園や温泉もありますので、家族でもカップルでも1人でも楽しめる事間違いありません。
本記事では、深大寺を楽しむ1日プランをご紹介します。
バス停前~鬼太郎茶屋へ
バス停を降りるとすぐに、ここは何時代?と思えるような雰囲気が感じられます。
道の両脇には時代を感じるお店が連なっており、奥には深大寺の門が見えています。
京都の雰囲気を感じられます。
まず、左側に見えてくるのが「鬼太郎茶屋」。
ゲゲゲの鬼太郎をモチーフにしたお店です。
調布市が「ゲゲゲの鬼太郎」の著者、水木しげる氏の第二の故郷であることから作られたそうです。
いろいろな鬼太郎グッズが販売されているので、ファンでなくても楽しめるお店となっています。
早めのお蕎麦ランチ
深大寺門に向かって進んでいきましょう。
深大寺はお蕎麦で有名です。
数多くのお店が並んでいる中、今回おススメするのは「深大寺一休庵」です。
深大寺門の近くにあり、水車が目印となっています。
季節限定のお蕎麦もあり、夏は「抹茶そば」です。
つゆにつけると、より抹茶の風味がして上品な味がします。
「胡麻だれそば」もおすすめです。
お蕎麦といえばめんつゆですが、胡麻だれも意外と合うのです。
食後は蕎麦湯で締めくくりましょう。
着いてすぐにランチをいただいたのには理由があります。
深大寺では様々な食べ歩ける焼菓子が販売されているので、先にランチを済ませて、ランチ後に深大寺周辺を散歩しながら食べ歩きしましょう!
深大寺散策
一休庵でお蕎麦を食べた後は深大寺を訪れましょう。
こちらが約1300年前に建てられたという深大寺。
日本三大だるま市の1つである「深大寺だるま市」でも有名です。
銅造釈迦如来倚像(どうぞうしゃかにょらいいぞう)は国宝となっています。
深大寺近くにあるたい焼き・大判焼きのお店「梅月(ばいげつ)」。
深大寺周辺には蕎麦饅頭や、かき氷など、みたらし団子など食べ歩きにはもってこいのお店がたくさんあります!
自然の中に趣のある建物、タイムスリップしたかのような気分を味わえます。
深大寺周辺を散策し終わったら、神代植物公園へ行きましょう。
風情ある建物の通りを進んでいくと、神代植物公園へ向かう坂道があります。
神代植物公園に到着
こちらが神代植物公園の有名な「バラ園」です。
ベルサイユ宮殿の庭園を思い出させます!
奥に見えているのが植物園です。
バラの見ごろは神代植物公園のホームページで確認してから行くことをおすすめします。
ただ、バラが咲いていなくても素敵な公園です。
季節によってアジサイやツツジなど様々な花が楽しめます。
こちらは神代植物公園内の休憩スペース「パルテノン」ミストシャワーが出ていて、夏でも涼めます。
いざ!植物園へ
神代植物公園の植物園は広くて見ごたえがあります。
まずは湿地帯植物エリア。
ドリアンやマンゴーなどの果物が実っていました。
ベゴニア園では様々な種類のベゴニアが咲いています。インスタ映え間違いなしです。
水生植物園(すいせいしょくぶつえん)の蓮(はす)の池です。
なんと今年(2019年)は、4年に1回しか咲かず、咲いた時には強烈な異臭を放つ「ショクダイオオコンニャク」が開花しました!
開花が7月29日でしたので、今後枯れてはいきますがまだ姿を見れるかもしれません!
旅の疲れは深大寺温泉「湯守の里」で癒しましょう
深大寺、神代植物公園を周って歩き疲れた体を温泉で癒しましょう!
神代植物公園から徒歩10分のところ深大寺温泉「湯守の里(ゆもりのさと)」です。
天然の黒湯、塩化物・ナトリウム温泉となっています。
露天風呂が3種類あり、温度も熱すぎないのでゆったり入浴することができます。
また2階にあるお食事処のご飯もおすすめです。
薬膳御粥(やくぜんおかゆ)は、暑い日にはぴったりでした。
以上、深大寺1日まるっと観光プランのご紹介でした。
深大寺はあまり有名ではないからこそ、東京なのに人が少ない穴場観光スポットとなっています。
都会の喧騒を忘れて、避暑を求める方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
詳細情報:
深大寺
住所:〒182-0017 東京都調布市深大寺元町5-15-1
電話番号:042-486-5511
ホームページ:https://www.jindaiji.or.jp/
アクセス:調布駅よりバスで15分、吉祥寺駅よりバスで30分、三鷹駅よりバスで25分
神代植物公園
住所:調布市深大寺元町二・五丁目、深大寺北町一・二丁目、深大寺南町四・五丁目
電話番号:042-483-2300
ホームページ:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index045.html
開園時間:午前9時30分~午後5時
※本園の最終入園は午後4時まで、水生植物園の閉門時間は午後4時30分
休園日:毎週月曜日(月曜日が祝日にあたる場合は、その翌日)、年末年始(12月29~翌年1月1日)
入場料:大人500円、中学生 200円、小学生以下無料