日本にはその土地ごとに名物の食べ物がありますが、名物ともなるとお店も多く、どのお店を選んでいいか迷ってしまいます。
そんな時はどうしますか?
今はインターネットを調べる人が多いと思いますが、やはり地元の人に聞いてみるというのが一番です。
身近にいない場合は、口コミなどでも地元の口コミやお店の歴史などを調べてください。
今回はどうしても博多の水炊きが食べたくなり、職場で福岡出身の人に情報を聞いてお店を選んでみたものの、時間がなかったので思い切って日帰りの旅です。
水炊き(みずたき)って?
水炊きは、鍋に水を張り、鶏肉、野菜などを煮込んで食べる鍋料理の一つです。
博多風と関西風がありますが、今回は博多風。
福岡市博多区対馬小路にある博多を代表する水炊きの 老舗「水炊き 長野」さんです。
ここは福岡でも人気のお店で予約は必須ですが、夜の予約はなかなかとれず、奇跡的に土曜日の昼の予約が取れました。
お店は地下鉄空港線中洲川端駅から徒歩10分位です。
さて、ランチのスタートです。
まずは、コラーゲンたっぷりの澄んだ鶏ガラスープ。これが濃厚で美味しい。
鶏肉は博多ブランドの華味鶏(はなみどり)。
つくねとお野菜を入れて少し煮込んだら完成です。
繊細で濃厚で若鶏のやわらかいお肉は、いつまでも食べ続けていられる味です。
最後にご飯と卵を入れて、雑炊の完成!!
鍋料理のしめはやっぱり雑炊ですよね~
おなかいっぱい満足です。これで、おおよそ一人3,000円程度です。
食後には博多をぶらり旅
おなかがいっぱいになり、帰るまでにはまだ数時間あるので、博多をお散歩することにしました。
とりあえず、お店から中洲川端駅を過ぎて博多駅に進んでみました。
中洲川端駅から歩いて数分の所に須崎恵比須神社があります。
恵比寿さまを祭ってあり、商売繁盛、豊漁祈願、航海安全のご利益があるそうです。
面白かったのが、この神社のおとなりに、多福寺というお寺があったことです。
こちらは1615年から1623年の間に創られた浄土宗のお寺です。両方にお参りすると幸せになれそうですよね。
須崎恵比須神社から博多座を過ぎて、さらに博多駅にむかって歩いていくとあるのが、櫛田神社です。
こちらは博多の総鎮守であり、地元の人はお櫛田さんと呼んでいます。
飲むと長生きができるという言い伝えの残る霊泉があります。
また、写真のような飾り山笠を見ることができます。
櫛田神社のとなりには、博多伝統工芸館があり、博多織や博多人形などの伝統工芸を見ることができます。
開館は午前10時~午後6時で毎週水曜日が休館日ですが、無料で見学ができます。
美味しいものを食べてお散歩して十分楽しい日帰り旅行でしたが、歩いて周るのはちょっと疲れるという方には、福岡都心100円バスをお勧めします。
博多駅・蔵本・天神・薬院駅前を結ぶ福岡都心エリアを100円で利用することができます。
詳しくは、西鉄バスのホームページを確認してください。
詳細情報
名称:みずたき長野
所在地:福岡県福岡市博多区対馬小路1−6
営業時間:12:00~22:00
電話番号:092-281-0105(要予約)
最寄駅:地下鉄空港線中洲川端駅から徒歩10分
駐車場:なし(近くのコインパーキングを利用)
地図:
名称:下須崎恵比須神社
所在地:福岡県福岡市博多区須崎町13-8
名称: はかた伝統工芸館
公式ホームページ:http://hakata-dentou-kougeikan.jp/
名称:福岡都心100円バス(西鉄バス)