京都の桜
京都の桜の名所といえば。。。どこも素敵すぎて、絞ることができません。
こんな、風景がどこもかしこも。。。写真は、洛中にある立本寺(りゅうほんじ)です。
ただ、桜のシーズン中は、どこも大混雑で大変!という方におすすめなのが、山科の名刹(めいさつ)毘沙門堂(びしゃもんどう)です。
近年、JR東海のポスターにも使われた紅葉の名所でもあり、人気急上昇中ですので、ご紹介します。
スタートは、JR山科駅!
JR京都駅から山科(やましな)駅は5分とすごく便利です。駅前は開発中で、現在はスターバックスコーヒーがありました。
駅をおりたら、GoogleMAPで「毘沙門堂(びしゃもんどう)」と入力しましょう。駅の山側の旧参道を、20分程度登れば到着です。
10分も歩けば、桜並木がお出迎えです。
山科疎水(やましなそすい)は、菜の花と桜のコントラストが素敵です。
毘沙門堂に到着
いよいよ、到着です。毘沙門堂門跡寺院(びしゃもんどうもんぜきじいん)と碑(ひ)に刻まれていますね。この意味は、後ほど説明します。
地図を見ると、手前が極楽橋です。仁王門(におうもん)を目指しましょう。
急な階段の先に、仁王門が見えてきました。
仁王門に到着しました。金剛力士像(こんごうりきしぞう)が、こちらを睨(にら)んでいます!
本殿に到着です。仁王門や本殿が朱色で、神社のようですね。本殿で、お参りをしました。
毘沙門堂の歴史が書いてあります。
さて門跡寺院(もんぜきじいん)とありますが、皇室や公家が出家して、そのお寺の僧侶となることをいいます。
寺格が高いお寺の土塀(どべい)には、写真のように線がひいてあります。
寺格によって本数が違いますので、京都を巡る際には、ぜひ確認してみてくださいね。ちなみに、5本が最高位です。
桜を愛でる
毘沙門堂は、桜の本数こそ少ないですが、その木々一つ一つが格別です。
これは、本殿右横の桜です。
こちらは、本殿左側。
手前には、満開のイトザクラです。
続いて、宸殿(しんでん)横の「毘沙門しだれ」が見事です。
樹齢百有余年(じゅれいひゃくゆうよねん)と書かれています。
間近で見る、花弁(はなびら)にもエネルギーを感じました。
幹の枝ぶりもたくましさが感じられます。
主役をさらに引き立てる脇役も、黄金色に輝いていました。
参道から見る、桜も品格があって美しいですね。
さて今回は、「毘沙門堂」を案内しました。
紅葉の時期も素晴らしいので、ぜひ訪問してみてくださいね。
詳細情報
名称:毘沙門堂門跡
住所:〒607-8003 京都府京都市山科区安朱稲荷山町18番地
電話:075-581-0328
公式ホームページ:http://www.bishamon.or.jp/