京都では四季折々の日本を楽しむことができます。
最近では、季節を問わず、着物をレンタルして日帰りで観光する人も増えていますので、ぜひ着物で京都を散策してみませんか?
着物のレンタルショップは数多くあり、お一人様用から、ファミリーやカップル向けに男性用のものまで用意されています。
ヘアセットやかばんなどの小物も込みの料金で、安ければ3,000円台からプランがあります。
京都駅周辺、河原町(かわらまち)周辺など、ぜひ散策してみたいエリアの近くでレンタルショップを探してみて下さいね!
中でも、有名な「八坂神社」の近くにある、最近話題のお寺「八坂庚申堂(やさかこうしんどう)」を今回の記事ではご紹介します。
八坂神社の南楼門(みなみろうもん)を出発
まずは祇園のトレードマークでもあり、多くの観光客で賑わう「八坂神社」を目指します。
そこの南楼門を出て、10分ほどまっすぐ進めば「八坂庚申堂」に辿り着きます。
この朱色の門が南楼門です。石段が浅く、着物でも昇り降りに困りませんよ。
途中の町並みも楽しんで
八坂庚申堂に向かう途中にも、京都の古き良き町並みを見ることができます。
この辺りは昔から観光客が多く訪れるエリアなので、お食事処、雑貨屋さん、カフェ、ギャラリーなど、目を引くお店に出会えます。
せっかくの素敵な通り道なので、気になるお店があれば、迷わず入ってみましょう!
お店の外壁も、日本の伝統を取り入れたデザインでおしゃれなところがたくさんありました。
まさに、京都に来た!と感じられるところばかりです。
目的地までの道のりも楽しんで、自分だけのフォトスポットを見付けてみてはいかがでしょうか。
ただし、民家もあれば自動車も頻繁に通る道なので、安全でマナーのある通行をおすすめします。
八坂庚申堂
八坂庚申堂に近付くに連れて坂道になりますが、それを登り切ればまもなく到着です。
同行者と会話を楽しみながら、またはひとりで京都の町並みをじっくりと楽しみながら、「八坂の塔」を目印に坂道を進みます。
八坂庚申堂に入ると、たくさんのカラフルな「くくり猿」が出迎えてくれます。
願い事をペンで書き込んで吊るせば願いが叶うと言われるこの「くくり猿」。
しかし、願い事を叶えるには、欲を捨てなければならないとのことです。
そこで、欲に走るものを戒めるために手足をくくられた猿が、この「くくり猿」の由来なんだそうです。
新しい願い事を叶えるために、古くから持ち続けている願い事と入れ替える、といったところでしょうか。
ちなみに「くくり猿」はすべて手作りなので、夕方になると売り切れてしまう日もあるようです。
こんな風に、スマートフォンとカメラの合わせ技で写真を撮る若者も。
カラフルな場所なので、背景がボケても綺麗で味が出ますね。真似して撮ってみました!
写真映えもするカラフルな八坂庚申堂で、ぜひ「くくり猿」を吊るしてお願い事をしてみましょう!
近くのコーヒーショップでひと休み
歩き疲れた方におすすめなのが、八坂庚申堂のすぐ近くにある、「% ARABICA Kyoto Higashiyama(アラビカ京都 東山)」です。
白を基調としたシンプルな店内が素敵ですね。
「%」のロゴが印象的な、今では海外にもショップがある京都発祥のコーヒーショップです。
お店の外で足元を見てみると、このロゴがありますよ。
ここで自分の足元とロゴを入れた写真を撮るのも人気です。
テイクアウトしたコーヒーと八坂の塔を一緒に撮ってみると、京都に来て飲んだことが一目見てわかりますね。
コーヒーカップのカラーがこの町並みに馴染みます。
最後に
着物は真冬でも中にユニクロのヒートテックなど厚めのインナーを着ればそこまで寒くはありませんでした。
首にファーを巻く、貼るカイロを貼るなど、工夫をされるとより快適に過ごせそうです。
着物で京都を散策することは、日本人の私でも貴重な経験で、とても楽しめました!
レンタル着物ショップがあれば、着付けができなくても気軽に着物を楽しむことができるので、京都を観光する際にはぜひ利用をおすすめします。
カラフルな八坂庚申堂で写真を撮る場合でも、和服姿だとより一層マッチしますよ。
ぜひお気に入りの着物に着替えて、京都の新たな人気スポット「八坂庚申堂」を訪れてみて下さいね。
詳細情報
名称:八坂庚申堂
住所:〒605-0828 京都府京都市東山区金園町390-1
電話番号:075-541-2565
定休日:なし