皆さんは、東京都内の都営バスの乗り方についてご存知ですか?
東京都内は電車もかなり発展しており、いざとなればタクシーもあるので便利ですが、街の景色を楽しみながら観光できるのもバスの醍醐味です。
また、バスは比較的低運賃で長い距離を移動できるので、目的地によっては電車よりバスの方がお得な場合もあります。
そんなバスの乗り方は、東京と大阪で若干異なります。
今回は、東京都内の都営バスの乗り方について紹介します。
バスに乗りたいと思ったらどうすれば良い?
バスに乗りたいと思ったら、まずバス停を探します。
目的地によってバスの乗り場も異なるので、たくさんバス停がある場合は注意してくださいね。
バス停はこのような柱のようなものが目印として立っています。
柱には運行時刻予定表が書かれており、何時何分にバスが来るのか書かれています。
一番左側の白色は平日、中央の青い列は土曜日、一番右側の赤い列は日曜日や祝日の運行時刻表です。
一番左側の数字は13時や14時という時間を指しており、各列に書かれている数字は何分かを意味しています。
つまり、この表で見ると平日の朝9時29分にバスが来るという意味です。
バスルートも乗っているので、ここで自分の行先が載っているかどうかを確認するのも良いでしょう。
バスが到着したらまず支払いをしましょう
バスが到着したら、一番前の扉から乗ります。前に人が並んでいる場合は、きちんと列に並んで待っていてくださいね。割り込みはだめですよ。
バスのドアが開いたら、先に支払いをします。東京23区内は均一運賃で大人は210円、子どもは110円です。
支払いは、現金のほか、PASMO(パスモ)やSuica(スイカ)などのICカードも利用できます。
現金で紙幣を利用する場合は、1,000円札のみ可能で、5,000円札や10,000円札は利用できませんので、ご注意ください。
硬貨で支払う場合は、画像の左側(画像には写っていませんが)に支払う箇所がありますので、そこにお金を入れてください。
ICカードの場合は、青い箇所にタッチをしてください。ピピッと音が鳴ったら支払い完了です。
なお、ICカードの残高が少ない場合、バス内でチャージすることもできますので便利です。
紙幣で支払う場合は、一番右側に紙幣を投入する箇所がありますので、投入後お釣りを受けとるのを忘れないようにしてくださいね。
これで、バスの乗車は完了です。席が空いていれば座った方が安全です。
バスに入って右側は優先席なので、お年寄りやお体の不自由な方に席をお譲りください。
車内はこのようになっています。
バス内では無料Wi-Fiの利用を始めている路線もありますが、同じ都営バスでもすべてのバスで利用はできません。
Wi-Fiサービスが利用可能なバスには「Toei Bus Free Wifi」というステッカーが貼ってあります。
詳しくは、都営バスホームページを参照してください。
目的地でバスを降りたいと思ったら?
目的地のバス停で降りたい!と思ったら、バス停に着く前にこのボタンを押しましょう。
このボタンは車内にたくさんあります。
押すと赤く光りますので、赤く光るまで押してください。
出口はバスの中央にあります。焦らずゆっくり降りてくださいね。
目的地についたらバスの旅は終わりですが、帰りもバスを使う場合、帰りの時刻表を確認しておくことをおすすめします。
バスに乗るためかなり待ってしまい時間を持て余してしまった!なんてことになると、せっかくの旅ももったいないです。
バスは低価格で長い距離を移動できる分、細かいことに気を付けておいた方が後々時間を有効に使うことができます。
車内でのルールは?
公共の場なので、大きな声で騒いだり、荷物で大きく幅をとったりしないようにしましょう。バスは多くの人が利用するため、お互いに不愉快にならないよう配慮することが大切です。
また、上記でも触れましたが優先席や車いす席があります。自分よりも席を優先してあげるべきだな、と思う方が乗ってきたら、席を譲ってあげてくださいね。車内の雰囲気もとっても良くなりますよ。
また、バスは走行中大きく揺れることが多いので、座れないほど混雑している場合、手すりやつり革につかまってください。
そして、入口や出口付近に立ち止まると出入りする人の迷惑になるので、場所がなくどうしてもそこに立たなければならない場合は、お互いに配慮できるように工夫してみてください。
詳細情報
名称:都営バス
電話番号: 03-3816-5700